ニキビでも化粧品をやめられない人たち
基礎化粧品には麻薬のような依存性があるのをご存知でしょうか。
ニキビができやすい敏感肌や乾燥肌の人ほど、保水や保湿効果のある基礎化粧品を手放すことが出来ません。
ニキビがない本当に健康的な美しい肌を取り戻すには、何もつけないのが一番なのですが、
1ヶ月続けられずに断念でしてしまう人が多いのです。
洗顔後につっぱったり、粉を吹いたような状態になってしまうと、
その状態がもっと悪化してしまうのではと不安になってしまいます。
そして保湿効果のある化粧水や美容液を塗ると、
嘘のようにうるおいが感じられるので、つけずにはいられないのです。
肌そのものが、健康を取り戻せたような錯覚のせいで、やめることが出来ません。
果たして本当に、このスキンケアで肌の健康は戻ったりニキビが治っているのでしょうか?
一見しただけでは調子良さそうに見えるかも知れませんが、
マイクロスコープで数百倍にして見てみると、ほぼ例外なくキメが消えかけていたり、完全に消えてしまっていることでしょう。
更には毛穴が炎症を起こしていたり、穴が開いたり、色素が沈着して茶色くなっているケースもあります。
自覚できるほどひどい状態でなければ、マイクロスコープで見ないと分からない場合が多いのです。
例え見た目では分からない軽いダメージであったとしても、
毎日、何年、何十年と続けていくうちに重症化していくのは言うまでもありません。
老化が早まるのでシミやシワ、ニキビが目立つようになり、
それを隠すためにまたメイクを塗り重ねることになってしまいます。
企業が繰り返す美肌キャンペーンも、基礎化粧品依存症に拍車をかけています。
基礎化粧品や美白、アンチエイジング商品はなくてはならないものだと、
知らず知らずのうちに刷り込まれてしまっているのです。
マイクロスコープによる観察を続けてみて、
化粧品を使ったスキンケアが自分の肌状態を悪化させていると理解出来たとしても、
何もつけないという選択が出来ず、
害の無さそうな化粧品を探してつけてしまう人が多いという事実は、
企業によるマインドコントロールを解くことの難しさを物語っています。
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